令和4年度試験問題A（盛土の情報化施工）
TS （トータルステーション）・GNSS(全球測位衛星システム）を用いた盛土の情報化施工に関する次の記のうち、適当でないものはどれか。
- 盛土に使用する材料が、事前の土質試験や試験施工で品質・施工仕様を確認したものと異なっている場合は、その材料について土質試験・試験施工を改めて実施し、品質や施工仕様を確認したうえで盛土に使用する。
- 盛士材料を締め固める際には、盛士施工範囲の全面にわたって，試験施工で決定した締固め回数を確保するよう，TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理システムによって管理するものとする。
- 情報化施工による盛士の締め管理技術は、事前の試験施工の使用に基づき，まき出し厚の管理、締固め回数の管理を行う品質規定方式とすることで，品質の均一化や過転圧の防止に加え，締固め状況の早期把握による工期短縮が図られる。
- 情報化施工による盛士の施工管理にあっては、施工管理データの取得によりトレーサヒリティが確保されるとともに、高精度の施工やデータ管理の簡路化・書類の作成に係る負荷の軽減等が可能となる。
解答【3】
事前の試験施工の使用に基づき，まき出し厚の管理、締固め回数の管理を行う品質規定方式とする
↓
事前の試験施工の使用に基づき，まき出し厚の管理、締固め回数の管理を行う工法規定方式とする
